学力・学習状況調査等(学調)CBT化に関する緊急アンケート
全国学力・学習状況調査では2023年度、英語の「話すこと」の調査でCBTを導入しました。2024年度には質問調査について、オンラインによる回答方式を全面導入しました。また教科調査についても、2025年度以降できるだけ速やかにCBT(Computer Based Testing)を中学校から先行導入(2025年度は中学校理科)し、それ以降できるだけ速やかに小学校に導入するとしています。
国に先駆けて、さいたま市は2022年度から悉皆でCBTが導入されています。埼玉県でも2023年度は希望校で、2024年度は悉皆でCBTが導入されています。
県内の学校からはこの間、CBT導入にあたり「マニュアルが膨大で、職場の多忙化に拍車がかかった」「回線上の不具合から実施の延期を余儀なくされた」「児童・生徒が回答する際、タブレット操作上困難がある」「県学調実施期間中に入ってから、問題の誤りについて事務連絡が発出された」など、多くの問題が埼教組本部に報告されています。
そこで埼教組では、県内の公立学校における学力・学習状況調査等のCBT化について問題点を明らかにするために、埼玉県内の小中学校の教職員を対象にアンケートを実施します。アンケート結果をもとに、埼玉県及びさいたま市と折衝していきたいと考えています。ぜひ、ご協力をお願いします。