「#教師のバトン」で現場の教職員から数々の声が挙がったことは皆さんもご存じだと思います。学校は朝から晩まで本当に多忙を極めています。しかし、そうした日常も学校では「当たり前」と捉えがちですが、そのような働き方は決して「当たり前」なことではありません。

埼教組は私たち教職員の賃金・労働条件改善と子どもたちの教育条件をよりよくするために日々活動しています。同じ思いをもつ教職員が埼教組に加わることで、その力と運動はさらに大きくなり、着実に改善へと進んでいきます。

困ったときに頼りになるのが教職員組合である埼教組です。ぜひあなたも埼教組の仲間になりませんか?

こんな質問がよくあります

組合に加入すると、特定の教育理念や政党支持を押し付けられることになるのでしょうか?

そんなことはありません。埼教組は、次の三原則を大切にしています。

資本(公務労働者の場合は行政機関)からの独立

 労働組合存立の大前提は、「労働者の利益を守る」ことにあります。このことは、「労働者の権利や利益さえ保護されれば、他の事は一切お構いなし」と言う立場とは無縁のものであることも付言します。

政党からの独立

 労働組合は政党ではありません。政党は政治的信条を同じくする人々によって組織された集団ですが、労働組合は同じ要求を持つ労働者によって組織された集団です。したがって、労働組合において個々の組合員の政治的信条や政党支持の自由が保持されなければならないのは当然です。選挙にあたって組合員に特定の候補者のために活動させたり、労働組合の組合費を政党の活動費に充当したりすることは、決してありません。

一致する要求にもとづく行動

 労働組合は組織を構成する組合員の一致する要求に基づいて行動する組織です。しかし、みんなで決めた方針であっても、組合員は人それぞれ。だから、活動は理解と納得のもとに進められるべきです。

一方、教育実践に関わる指導方法等について組織的統一を図るという方針は、とるべきではありません。組合として特定の教育理念や指導方法を押し付ける事は間違いと考えます。

今、組合に入らなきゃダメですか?
特に困っていないので、自分が困ったときに組合に加入しようと思うのですが。

今、入ってください!組合があなたを守り、今日から安心して働けます。

あなたが組合に入れば、組合の力は強くなります。その力で、私たちの願う「すべての子どもたちにゆきとどいた教育をすすめること」「教職員がいきいきと働き続けられる職場づくり」に近づきます。働きやすい職場は、あなたにとっても必要なことです。

組合に入ると不利益になることはありますか?

教職員組合に加入することで不利益になることは決してありません。もし、管理職等に組合員であることを理由に不当な扱いをされた場合は、不当労働行為として許されることではありません。

組合費はいくらですか?

埼教組の組合費は次のようになっています。

正規教職員…給与の1.2%+1980円

(今なら1年間、正規教職員に限り、月2000円減額中)

県費臨時採用…1000円

会計年度任用職員・市町村費職員…500円

※年齢・職種により変わります。

※今、埼教組に加入すると、総合共済の掛金を1年間埼教組が負担♪

詳しくは本部までお問い合わせください。

組合費…高くないですか?負担に感じてしまいます。

可処分所得で考えてみましょう。

①還元されるお金

組合員の交流や情報共有など、必要な経費がかかる際に使用し、権利を勝ち取ったり、身分を保障したりすることで皆さんに還元します。

何か起きた時に組合が守ってくれる

ハラスメントや不当な扱いを受けた時、組合があなたを守ります。組合は当局に対し、対等・平等な立場で要求することができます。無料で弁護士に法律相談を行うこともできます。

保険を共済に切り替えよう

民間保険は「利潤追求」を目的に事業を行っていますが、労働組合の自主共済は「相互扶助」が目的。安い掛金で充実の保障。ぜひ共済にご加入を!